性暴力被害女性が犯人を「赦す」道を選ぶ理由 アカデミー賞を拒否した女優が性暴力を語る
そんなタイミングにちょうど私たちの映画がアカデミー賞にノミネートされたこともあり、私も何かメッセージを発信できるのではないか、と思いました。
少しでも役に立ちたい、せめて空港で足止めされている人たちが救われるようなことをしたい、と思ってアカデミー賞へのボイコットを表明するツイートをしました。
幸い、それによってより多くの人が動き出し、いい方向に向かったことは本当によかったです。安心しました。
(ハフポスト編集部注:現状、入国制限は2度の法案提出が棄却され事実上"凍結"している状態)
Trump's visa ban for Iranians is racist. Whether this will include a cultural event or not,I won't attend the #AcademyAwards 2017 in protest pic.twitter.com/CW3EF6mupo
— Taraneh Alidoosti (@t_alidoosti) 2017年1月26日
「分断」に対抗する戦い
――授賞式に参加した俳優たちの中には、「トランプへの抗議メッセージ」を発した人もいました。助演女優賞でオスカーをとったヴァイオラ・デイヴィスは「表現者とは人が生きることを祝福する唯一のプロフェッショナル」と述べました。アメリカ人である他の俳優たちも、共に「分断」に対抗するためにそれぞれの役割を演じたように思います。彼らの態度をどう感じましたか?
もちろんアカデミー賞でのアメリカ人俳優たちのスピーチなど、全て見ました。それは率直にすごく嬉しいものでした。