これまで、偉そうに失恋について、不遜な態度で失敬な記事を書いてしまった、「グローバルエリート」こと、この私。
しかし何を隠そう、実はここで語ってきた「二流の失恋者」の特徴は、私がまだ20~30代前半の「恋愛市場のヤングライオン」だった頃に犯してきた、それはそれは恥ずかしい二流の失恋者の特徴を書きつづってきたにすぎない。
「二流の失恋者」がいるかぎり世の中はよくならない
半年しか付き合っていなかった彼女のことを、2年間も長々と引きずっていた二流の私。
失恋したら、やめときゃいいのに「失恋ソング」をひとり電気を暗くして聴きまくり、憐憫(れんびん)の情で自分を満たしていた、フラれて当然の、恥ずべきしょうもない私。
しかし、私のような「二流の失恋者」がこの世の中から消え失せないかぎり、この世の中はひとつもよくならない。女性側にしても、いつ元カレがストーカー化して自分の家やオフィスの前に押し寄せて来ないか、日常生活を送るのも気が気でないではないか。
そのような二流の失恋者に、「一流の失恋者」に変貌を遂げたグローバル・エリートが申し上げたいのは、女性は、相手の男性を「過去の思い出資産価値」に基づいたPBRで評価するのではないということだ。
魅力的な女性ほど、「未来志向」だ。今後、安定的に享受できる、便益の期待値を基にした「恋愛PER」ないし、遠く将来にわたってその男性がどれだけよくしてくれるかを割り引いて勘案した「恋愛DCF方式」で見なければならない。
自分の将来価値が「過去の思い出」でなはく「未来志向」でバリュエーションされているという基本的事実に向き合い、自分を切磋琢磨(せっさたくま)していくしか生きる道はないのである。
本記事が、全国1000万人の、新年度早々フラれて苦しんでいる失恋者のみなさまを少しでも正気に戻すことに寄与することを、願ってやまない。
なお、相談する相手を完全に間違えている気もするが、この私に恋愛相談をされたい方は、こちらで受け付けているので、ご活用いただきたい。私が「失恋のグローバルスタンダード」をお見せすることを、お約束したいと思う。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら