いきなりステーキは「超常連」も半端なかった

ハマる人続出、肉マイレージの魔力とは?

マイレージ加算をやめていた10カ月。その間も、TAKAさんはいきなりステーキに通い、肉友クラブパーティにも参加していた。パーティの場で、川野取締役から「上位の人とはそうとう差が付いている。そろそろ再開したらどうですか」と声をかけられた。TAKAさんも迷ったが、「これだけ差がつけば、追われるとか、一生懸命やらなければいけないという思いにとらわれずに食べられる」と、カードを返却してもらったのだった。

体重は15キロほどリバウンドしていたTAKAさん。2月にマイレージの加算を再開したが、以前のような「爆食」はしなかった。いきなりステーキに通うのは毎日のランチのみ、ヒレ肉を200グラムほど食べている。朝晩の食事にも気を遣い、2カ月で10キロの減量に成功した。「身体を維持するためにも、いきなりステーキを一生食べ続けます(笑)」とTAKAさんは笑顔で語った。

「フィジーク美女」もいきなりステーキに通う

ランキング上位にひしめくのは男性ばかりだが、女性も健闘している。ニックネームEMIこと大森恵美子さんは食べた肉の累計量を競う総合ランキングで女性1位、男女合わせても36位(5月26日時点)。これまでに約139キログラムを食べている。

EMIさんはインストラクターだけでなくフィジークの選手でもある。栄養摂取のためにいきなりステーキを利用しているという(記者撮影)

EMIさんがいきなりステーキを初めて訪れたのは2014年夏。ちょうど肉マイレージシステムが始まったころだ。職場の近くに店ができ「立ち食いスタイルで面白そう」と行ったのがきっかけだった。

EMIさんはフリーランスのフィットネストレーナー・インストラクター。インストラクター歴は28年だ。トレーニングに携わるのは週6日、1回2~3時間。スタジオレッスンを週13本抱え、パーソナルトレーニングも受け持っている。

「身体を動かす仕事なので、炭水化物を食べるよりもたんぱく質の肉を食べるほうがいいと考え、トレーニングやレッスンの帰りに行くようになった」(EMIさん)。5年前からはフィジーク(筋肉のバランスのよさを競う競技)の選手としても活動を始めている。

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