偽善エコロジー 「環境生活」が地球を破壊する 武田邦彦 著
PETボトルや空き瓶、食品トレイなどで行われる各種リサイクルは、実際にはコストや廃棄物が増えて地球に悪い影響を及ぼす。紙リサイクルも錯覚。家電リサイクルに至っては政府とメーカーぐるみの「偽装」で、コストを転嫁された消費者には何のメリットもない……。リサイクル、リデュース、リユースの3Rにだまされるなと説く。
また、温暖化はCO2削減努力では防げず、不可避なだけむしろ備えが重要として、世界的潮流の「低炭素社会」への取り組みに否定的だ。
著者は環境問題へのユニークな見解で知られる研究者。「エコロジー」の名目で行われる活動の問題を指摘しながら、「本当に地球に優しい生活とは何か」を考える。
幻冬舎 777円
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