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スピーチが下手な人とうまい人の決定的な差 突然、「無茶ぶり」されても慌てないために

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  • 加藤 恵美 ルネッサンス・アイズ副社長
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「いったい、どうやってコメントをまとめているのだろう」

あるとき、思い切って質問させていただいたところ、司会者としてつねに状況がどうなっているかを把握しなくてはならないため、作業をしながらも、絶えず「今、どんなことが話されているか」「会場はどんな状況か」を確認しているとのこと。「今日の内容を一言で要約するにはどうすればいいか」「感想を述べるとしたらどこがよいだろうか」と意識をもって聞いていると、講師の話を自然と頭の中で整理するクセがつき、要約力も身に付いてきたそうです。

司会者の方のように、話す場や相手がいなくても、ブログやSNSに書くようにするなど、一言にまとめる練習を繰り返ししておくことで、急に話を振られても周りの状況に合わせたコメントができるようになります。

つねに情報を整理するクセもつくので、雑談などで話せるネタも多くなっていくでしょう。

無茶ぶりされたら、みんなの代表として話す

もう1つ大切なのは、「この場に集まった人たちの代表として話す」ことです。

急に話を振られると、つい、失敗して笑われたくないとか、みっともない姿を見せるわけにはいかないなどと、自分に注力してしまう人も多いでしょう。そうすると、より一層、緊張してしまい、言葉が出なくなってしまいます。

こういった場で大事なのは、気が利いたことを言うより、むしろ「この場にいる、みんなの代表として話す」には、何を言えばいいか、と考えるといいでしょう。

会社の忘年会で乾杯の音頭を任されたとしましょう。

ここで「師走という言葉は……」などとうんちくを語っても白けますよね。

忘年会は、1年間頑張ってきた皆をねぎらう場ですから、

「今年は大変な年でした。そのなかで本当に、みんな頑張ってきましたね」

「なかでも印象的なのは、あの案件! いまだからこそ言いますが、自分は無理かなとも思っていたんです」

「でも、みんなやり遂げた。やっぱりこのチームはすごい。年末年始はゆっくり体を休め、来年に備えましょう」

などと、みんなと一緒に過ごしたこの1年について言葉を述べるのです。あなたの言葉に、「そうだったなあ」と皆も共感し、それぞれの1年を振り返るはずです。

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