最近のITサービスでのブームは、何といってもAI(人工知能)です。
天気や気温の変化に合わせて服のコーディネートをAIが提案してくれるサービスや、ダイエットや栄養管理をAIがサポートしてくれるサービス、各ユーザーごとに関心のあるニュースをAIが選んできてくれるサービスなど、機械学習技術によって付加価値をつけられたサービスが続々と登場。プチバブルの様相を呈しています。
反面、ちょっと前に話題になっていた「ビッグデータ」という言葉がメディアに登場しなくなってきましたが、この大量のデータの活用先の1つとして機械学習が注目されているのが今現在のIT業界なのかもしれません。
さまざまな企業が研究開発を進めている分野のため、その技術はどんどん進歩してきています。過去の著名な画家の絵を学習したAIが、その画家のタッチそっくりにオリジナルの絵を描くという実験も一定の成功を収めています。
ここまでくると、かつては人間にしかできないと思わえれていた創造的な活動も含め、多くのことをAIがやってくれる時代もやってきそうです。AIがデザインをしくれたり、企画書や仕様書を書いてくれたり、プログラムを書くこともできるようになるかもしれません。
そうなると、人間の仕事がAIに奪われたりしないでしょうか。専門家の間でもいろんな意見がありますが、まだまだ人間の総合力には及ばないというのが実情のようです。ある特定の一分野では人間以上の精度の結果を出せても、それだけで世の中の課題が解決できるわけではありません。
AIは敵ではありません。うまく利用して仕事や生活に生かすことを考えていくといいかもしれません。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら