「マセラティ」長距離ドライブでわかった実力

「クアトロポルテ」の持つドイツ系にない個性

京都在住のモータージャーナリスト・西川淳が、注目のクルマを東京ー京都間のロング・ツーリングの試練にかける「GTドライブテスト」連載。第2回はイタリア生まれのラグジュアリー・サルーン、マセラティ クアトロポルテ。

そうだ、マセラティで京都行こう

当記事は「GQ JAPAN」(コンデナスト・ジャパン)の提供記事です

メルセデス・ベンツ SクラスやBMW 7シリーズ、アウディ A8あたりのドイツ製大型リムジーネを駆って長距離ドライブを試してみたところで、道中至極快適であろうことは、もう乗る前から分かっている。いずれも大型サルーンの鑑というべきモデルで、その高性能ぶりを想像することは読者の皆さんにとってもさほど難しいことじゃないはず。

それに人気だってある。良い意味でも悪い意味でも、定番だ。ジャーマン・プレミアムブランドに特別な信仰のある方を除けば、せっかく高価なラグジュアリー・サルーンに乗るというのに、街で頻繁に見かけるモデルじゃつまらない、と思う人がいたって全然おかしくない。

そんな向きへのオススメ・オルタナティヴとしては、アメリカのキャデラックや英国ジャガーの最上級サルーン、もしくはスポーツブランドのポルシェやアストンマーティンの4ドアモデルあたりを挙げることになるだろうか。でも、もうひとつ、忘れてはいけないブランドがあった。

イタリアのマセラティだ。

ブランド名の“響き”としては、完璧じゃないだろうか?

次ページ「どんなクルマに乗っているの?」と聞かれたときに…
ライフの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • 新型コロナ、長期戦の混沌
  • スージー鈴木の「月間エンタメ大賞」
  • 最新の週刊東洋経済
  • ドラマな日常、日常にドラマ
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
コロナでもブームは過熱中<br>不動産投資 天国と地獄

家計のカネ余りを背景に、マンションやアパートなどへの投資熱は冷める気配がありません。しかし、不動産投資にリスクはつきもの。先行きが見通せない状況で、何が優勝劣敗を分けるのでしょうか。現場の最前線を追いました。

東洋経済education×ICT