トランプ米大統領、共和党保守派に宣戦布告

重要政策可決へフリーダム・コーカスに圧力

 3月30日、トランプ米大統領(写真)は、医療保険制度改革(オバマケア)代替法案の可決を阻止した共和党保守派議員に対し、重要政策の立法化をこのまま阻害し続ければ次回の議会選挙で敗北に追い込むとけん制した。ホワイトハウスで24日撮影(2017年 ロイター/Carlos Barria/File Photo)

[ワシントン 30日 ロイター] - トランプ米大統領は30日、医療保険制度改革(オバマケア)代替法案の可決を阻止した共和党保守派議員に対し、重要政策の立法化をこのまま阻害し続ければ次回の議会選挙で敗北に追い込むとけん制した。

トランプ氏はツイッターで、党内の保守派下院議員で構成する「フリーダム・コーカス」のメンバーに対し、「フリーダム・コーカスが早急にチームに協力しないなら、共和党の政策課題をすべて損なう。われわれは2018年に彼らと民主党と戦うべきだ」と述べた。

だがフリーダム・コーカスのジャスティン・アマシュ議員は「大半の人はいじめを快く思わない」と反論。大統領の発言が建設的かと記者団に聞かれ、「小学5年生なら思い通りになって建設的かもしれないが、政府はこうは機能しない」とした。

共和党のライアン下院議長は記者団に対し、「大統領の不満は理解できるし、共有する」とし、共和党内で対話継続を促すと語った。

これに先立ち、ライアン氏はCBSの番組で、共和党内の意見の対立を受けて、トランプ大統領が民主党と協力して選挙公約の実現を目指す事態を懸念しているとし、「そうした状況は望まない」と述べていた。

人気記事
トピックボードAD
  • 実践!伝わる英語トレーニング
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • 育休世代 vs.専業主婦前提社会
  • 性暴力サバイバーの明日
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!
トレンドウォッチAD
大停電の北海道電力<br>情報開示を豪州に学べ

大地震をきっかけに、北海道全域で大規模停電が発生した。電力復旧は急ピッチだが、情報開示への消極姿勢は疑心暗鬼を招いた。2年前に大停電が起きた豪州の事例に学ぶ点が多い。