経営統合に注目、外食の低位株を買ってみた

参議院圧勝を、市場はこれからどう評価するのか

第1四半期は営業赤字になってしまった吉野家。今後に注目だ(撮影:梅谷 秀司)
あれよあれよという間に、日経平均は1万4000円台後半へ。NYダウは史上最高値を更新してきた。カリスマ投資家の内田衛氏は、この「ビミョー」な相場でどんな取引をしていたのか……。

【7月5日(金)】引け後、吉野家ホールディングス(9861)は、2014年2月期第1四半期決算を発表した。売上高は26億3500万円増加し425億3700万円となったものの、営業利益は3億0400万円の利益から7億5000万円の赤字となった。

決算短信によると、原材料価格の高止まりなどの影響と書かれているが、吉野家は4月18日から牛丼並盛を380円から280円へ値下げしている。

円安も進み5月29日の株主総会に出席したとき、こんな状況で100円も値下げして大丈夫か?と思っていたが、やはり恐れていたことが現実となってしまった。いろいろ理由があるのだろうが、売り上げが増えても、赤字転落では話にならない。国策の2%インフレ目標に逆らうような値下げ戦略で驚いたが、その結果、赤字。いずれまた値上げしたりして、コロコロと価格を変えるのなら、それはいかがなものか?

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【7月8日(月)】先週末、赤字転落した吉野家HDの終値は、2400円安の11万5000円とあまり下げなかった。この銘柄は、年間配当2000円と株主優待が1株で年間6000円(お食事券300円券が20枚)と配当+優待利回りが約7%と高利回りだからではないか。日経平均株価は、高く始まったものの、アジア安で200円安の1万4109円。

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