さて次は、ちょっとした休憩。コーヒーやお茶を飲んだり、外の空気を吸ったりと、一息入れるために席を立つことがあるでしょう。デキないオトコとデキるひとでは、休憩の取り方にも大きな違いがあります。
チーム全体で休憩すると、離職率が下がる?
デキるひとは、休憩したいときに席を立たない?! いったいどういうことでしょう。なんと、デキるひとはチームメンバーの様子を観察して「そろそろ息抜きが必要かな?」というタイミングで、さりげなくお菓子を配るんです。もらったお菓子を口にするあいだ、チームで会話をする時間が生まれます。この数分のお菓子タイムによって、チームの一体感が増していきます。
社員の行動データを分析するコンサルタント会社のベン・ウェイバー氏の調査結果によると、メンバーが同じタイミングで休憩するチームは、バラバラに休憩するチームより離職率が下がったり、チームワークが改善するそうです。また、米国ゲティスバーグ大学からは、甘いものを食べると、その後の一定時間は他人に親切になれるという研究結果が報告されています。
すなわち、自分だけでふらりと席を立たず、チームのみんなと一緒に、甘いお菓子を食べる休憩を取り入れる。それだけでチームワークと全員のパフォーマンスをアゲるコスパの高いお作法を、デキるひとは実践していました。
最後は1日の終わり、帰宅のタイミングです。外資系企業で他国の同僚と仕事をしていると、色んな国の「職場ジョーク」を耳にします。その中で印象的だったのがこんなジョークです。
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