デキない男は「トイレのタイミング」が最悪だ デキるひとは意外な目的でトイレを活用する

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出社して、最初に「席を立つ」機会があるとしたら、それはトイレではないでしょうか。デキないオトコがトイレに立つ理由は単純明快です。

もよおしたとき:生理的な欲求を感じたとき。

休憩したいとき:ここ数年でぐんときれいになったオフィスの男子個室トイレは、今やスマホ休憩スペースでもあります。

この2つだけ。「したい」「休みたい」という自らの欲求に従っただけ。しかも、そのときに誰かと会話中だろうとお構いなしの「トイレ行っていいッスか?」の一言は、話を途中で唐突に打ち切ってしまいます。その後戻ってきたとしても、再び話を弾ませるのはなかなか困難です。

デキる人は“トイレトーク”を活用していた!

デキるひとももちろん、もよおしたときや休憩したいときにトイレに行きます。加えて、3つ目のトイレに立つ目的があります。それは、

話しかけたい人が、トイレに立ったとき

最近元気がなくて気になっていたメンバーや、根回しが必要な上司・取引先がトイレに立ったとき、すぅっと同じタイミングでトイレに入り「あ、どうも」と自然に話しかけるテクニックです。相手が同性の場合に限られるのが難点ですが、女性はドレッシングスペースに並んで、男性は相手が用を足している便器の横に立って話しかけるお作法です。

(写真:Dmitry Ersler/ Adobe stock)

ボクの先輩のデキるコンサルタントが、この3つ目のトイレタイムの達人でした。

偶然訪れた2人だけの会話のチャンスに、効果的なコミュニケーションをする「エレベータートーク」というスキルがあります。トイレは、エレベーターの中と同様に2人だけの会話をしやすい空間なのです。

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