グローバルエリートが参院選を分析してみた ギリシャのエーゲ海からはるばる寄稿

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 グローバル化の進展により、国の枠を超えて活躍する「グローバルエリート」が生まれている。しかし、そのリアルな姿はなかなか伝わってこない。グローバル エリートたちは何を考え、何に悩み、どんな日々を送っているのか? 日本生まれの韓国人であり、国際金融マンとして、シンガポール、香港、欧州を舞台に活動する著者が、経済、ビジネス、キャリア、そして、身近な生活ネタを 縦横無尽につづる。
いよいよ明日に迫った参議院選挙。ギリシャで休暇中のグローバルエリートが、はるばるエーゲ海の彼方からコラムを執筆してみた(撮影:尾形文繁)

みなさんこんにちは。今私はギリシャのエーゲ海をクルージング中である。パロフ島からサントリーニ島に向かう3時間の中で、二つくらいコラムを仕上げようかと思っているのでこの美しいサファイヤ・ソリッドブルーの海を眺めながら本日も元気にコラムをお届けしたい。

朝食はホテルのヨーグルトを食べたのだがこれが絶品である。そういえば香港ではギリシャ産のヨーグルトがよく売っていて“グリークヨーグルト”とは有名なブランドなのだが、ギリシャのヨーグルトは恐ろしく濃厚で美味だ。牛乳を飲んでもまるでコーヒーに入れるミルクを間違ってとったか、と思うくらいクリーミーで、太陽をたっぷり浴びてオリーブオイルをたらふく食べさせられた牛さんが、濃厚なミルクを出してくれているのだろうか。とにかくギリシャにお越しの際は必ず、グリークヨーグルトをお食べになることを強くご推奨申し上げたい。

さて、7月21日は参院選の投票日であり、21日前後のコラムは参院選関連で埋め尽くされることであろう。というわけで私もエーゲ海のかなたから広大な海のパワーを借りて、参院選に関する所感を読者の皆様にお届けしよう。

なおこの所感は、あくまでヨーロッパの彼方から日本の報道を遠目に眺めていて抱いた印象である。読者の皆様におかれましては決して本稿に依拠されず、ご自身の判断でご投票して頂くようお願い申し上げます。

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