売上高がバツグンに伸びた500社ランキング 10年前からの増加率、1位グリーは600倍超

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1位のグリーはピークから半減しても10年前とは比べものにならない規模に成長(撮影:谷川 真紀子)

上場企業の7割を占める3月期決算企業にとって、この時期は書き入れ時だ。期末に向けて少しでも収益を確保すべく、多くの企業が奔走している。

そんな企業の成長を語るうえで、最もわかりやすい数字が売り上げ(売上高)だ。商品やサービスの販売など、企業の主たる営業活動によって得られた収益である。業種・業態によって稼ぎ方はさまざまながら、売り上げがなければ利益も生まれず、事業継続あるいは拡大のための原資を確保できない。従業員をいくら増やそうが資本を増強しようが売り上げが伸びなければ、企業は成長しているといえない。

そんな売り上げを急成長させている企業はどこか。東洋経済オンラインは売り上げの増加額に着目して「過去10年で『売上高』が増えたトップ500社」を2月8日に配信したが、今度は売上高増加率(成長率)の大きさでランキングを作成した。

IT系だけでなくサービス・流通系企業も上位に

約3600社の上場企業の財務情報をすべて網羅している『会社四季報』(2017年新春号が発売中)で集計しているデータを活用して、直近本決算と10年前を比較。直近決算で100億円以上の売上高を計上した企業に絞り、売上高増加率の大きい順に上位500社を並べた(原則として連結ベース、単体決算企業は単体の数字)。

『会社四季報 2017年1集』(東洋経済新報社)。上場企業各社の財務、各種基本情報のほか、平均年収なども網羅。書影をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

1位はグリー。携帯向けゲーム『GREE』を運営、ゲームを通じたアイテム課金を収益源とするIT企業だ。直近本決算の売上高698億円に対する10年前比の売上高増加率は6万5207%。つまり約600倍以上のもの急成長を遂げた計算となる。ただ、グリーは4年前の2012年6月期には売上高1582億円を記録していた。つまり、ピークからほぼ半減した計算となるものの、すさまじい成長を遂げたという実績に変わりはない。

そのほか一般的に知られている企業で上位にランクインしたのは、2位ミクシィ(10年前比売上高増加率1万0930%)、6位ガンホー・オンライン・エンターテイメント(同2622%)、8位RIZAPグループ(同2183%)、10位スタートトゥディ(同1506%)、11位カカクコム(同1313%)、13位ジェイアイエヌ(同1072%)などだ。

IT系ばかりでなくサービス・流通系といった新興企業の姿も目につくが、メーカー系は少ない。会社全体を牽引するような画期的なヒット商品が生まれないと、売り上げの点で目立った急成長を果たすのは難しいということかもしれない。

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