2月段階では企業によって、2017年新卒採用ホームページと2018年新卒採用ホームページが混在している。2018年新卒採用ホームページでも、フルスペックではないことが多く、2017年版の流用のところもある。若手社員紹介や座談会などのコンテンツは順次追加していくケースが多い。
だが2017年版でも、業務や仕事の内容、各種制度はほぼ変わらないので企業研究はできる。3月の解禁日を待つのではなく、2月にいろいろな業界や企業を調べておき、3月1日に解禁されたらすぐにプレエントリーできる、企業群を用意しておきたい。プレエントリーをすると、自分の「マイページ」が開設され、さらに多くの情報が見られるようになる。
3月1日にプレエントリーできる企業を選べ
いま選ぶ企業群は、3月解禁スタートダッシュ用のもの。就活を進めていけば、業界分析が進んで、気になる企業も出てくるだろう。そうしたらどんどんプレエントリーすればいい。
3月1日になると急に忙しくなる。具体的には就職ナビからのプレエントリーが始まる。企業の採用ホームページも本格的に動き出し、会社説明会・セミナー、合同の会社説明会・セミナーがあちらこちらで行われる。
同時にエントリーシートや履歴書を受け付ける企業も増えていく。経団連が指針としている選考活動の解禁日は6月1日だが、3月から実質的な面接を始める企業も少なくない。ゴールデンウイーク明けの5月になれば、内定という名称を使わないとしても、”事実上の内定出し”が増えてくる。短期決戦になるので、体力、気力が必要だ。決戦が始まる前に、納得できる企業研究をしてほしい。
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