西野亮廣も驚く「稼げる1%の人」になる方法 「1万時間の法則」を知っていますか?

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藤原:僕は長年、「さだまさしさんに似ている」と言われつづけているんです(笑)。さだまさしさんとは縁あって30年以上の付き合いがありますが、彼は、コンサートの回数がすごいんです。2015年に4000回を達成したと言っていました。

西野:4000回!

藤原:僕も講演を10年で1200回以上やって、ひそかに、「いつか、さだまさしさんを超えたい」と思っているのですが、とても追いつけない。しかも彼の場合、3時間歌ってアンコールをやって3時間半ですからね。それを4000回やったら誰も勝てないですよ。

西野:藤原さんの10年で1200回以上講演をされているというのもすごいですが、さだまさしさんのコンサート4000回も本当にすごいですね。

「普通の人」でも1%の人は目指せる

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藤原「やりつづける」ことで、誰にもかなわない結果が出るわけですよ。もちろん、さだまさしさんも西野さんもすばらしい才能の持ち主だけど、特段の才能がない「普通の人」でも、1万時間以上、ひとつのことに取り組めば、必ず何かになれるんです。

西野:やはり「1万時間の法則」ですね。

藤原:そうです。「スーパーエリート」でない「普通の人」でも、1万時間を費やせば「100人に1人」の人材にはなれる。その次のポイントは、できれば「2つの分野」で「100人に1人」になり、その2つを掛け合わせること。複数の分野で「100人に1人」になり、それを掛け合わせることで、自分をどんどん「レアカード化」できる。

西野:そのためにも、まずは「1万時間」を費やして、「100人に1人」を目指すことから始めるんですね。

藤原:そうです。そうすれば、スーパーエリートではない「普通の人」でも、きっと稼げるはずです。

(構成:高橋 扶美/佐藤 真由美)

藤原 和博 教育改革実践家、「朝礼だけの学校」校長

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ふじはら かずひろ / Kazuhiro Fujihara

元杉並区立和田中学校校長。元リクルート社フェロー。『藤原和博の必ず食える1%の人になる方法』(東洋経済新報社)など著書多数。講演会は1200回、動員数20万人を超える人気講師としても活躍中。

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西野 亮廣 絵本作家

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にしの あきひろ / Akihiro Nishino

1980年、兵庫県生まれ。1999年、梶原雄太と漫才コンビ「キングコング」を結成。活動はお笑いだけにとどまらず、3冊の絵本執筆、ソロトークライブや舞台の脚本執筆を手がけ、海外でも個展やライブ活動を行う。また、2015年には“世界の恥”と言われた渋谷のハロウィン翌日のゴミ問題の娯楽化を提案。区長や一部企業、約500人の一般人を巻き込む異例の課題解決法が評価され、広告賞を受賞した。その他、クリエーター顔負けの「街づくり企画」、「世界一楽しい学校作り」など未来を見据えたエンタメを生み出し、注目を集めている。2016年、東証マザーズ上場企業「株式会社クラウドワークス」の“デタラメ顧問”に就任

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