政府はベンチャー企業の海外進出も支援する いったいどんな会社を支援するのか

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「AI・ビッグデータ系」では次のような注目企業があります。

ABEJA

創業時より大学教員陣と研究を進め、ディープラーニング(深層学習)技術をすべて自社で開発。クラウドを活用したセンサー解析技術、超大規模データのリアルタイム分析技術、感性工学による見える化技術などでさまざまな産業の効率化・自動化を促進。三越伊勢丹ホールディングス、ゲオ等200店舗以上の小売流通業界に事業を展開し、またダイキン工業と協業し製造業にも進出しています。

GRID

解機械学習/深層学習フレームワーク「ReNom」を自社開発人工知能を誰でも使えるようにする一般化と、技術を追求する高度化の2つをミッションに取り組みます。さまざまなアルゴリズムを組み合わせることをコンセプトとしたReNomは、ビジネス実装を目的としたフレームワークで、気象予測、交通渋滞緩和、故障・異常探知などさまざまな分野に展開しています。

HEROZ

人工知能(AI)を活用したサービスの企画・開発・運営を実施。史上初めて現役将棋プロ棋士に勝利したAI開発者を中心に、日々研究に取り組み、深層学習を含む機械学習によるAI技術を大手金融機関等に提供しています。

「フィンテック」系の注目企業は?

マネーフォワード

金融を可視化するソリューションを開発し幅広く提供。個人に向けてはユーザー400万人の自動家計簿サービスを、スモールビジネスに向けては50万事業者が使うクラウドERPサービスを提供中。複数の金融機関と資本・業務提携を行っているほか、全国の税理士とのネットワークを構築、今後はグローバル展開も目指します。

ソラミツ

フィンテックの中核的な技術であるブロックチェーン(分散型ネットワーク)のベンチャー。The Linux Foundationが設立した、ブロックチェーン技術の世界的なオープンソースプロジェクト「Hyperledger Project」によって、自社開発のブロックチェーン「いろは(Iroha)」をオープンソースとしてリリース。「いろは(Iroha)」は、IBM、インテルに続いて、世界で3番目に採用され、注目を集めています。

QUOINE

アジア最大規模の取引高を誇る仮想通貨取引所「QUOINE EXCHANGE」を運営し、ブロックチェーンを基盤とした世界最先端の仮想通貨取引プラットフォームを提供。グローバル金融機関出身のメンバーを中心に、KYC / AML等のコンプライアンスやセキュリティを徹底することで、アジア全域でボーダレスに安心・安全な取引所を運営しています。

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