「鼻からくる歯の痛み」は一体何が原因なのか 蓄膿症とも呼ばれる副鼻腔炎を疑ってみよう

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今回は副鼻腔炎によって起こる症状について詳しく解説しましょう。歯の根と副鼻腔は非常に近い関係にあります。レントゲンで見ると、歯の根が副鼻腔に突き出ているようにも見えます。このような関係にあるために、副鼻腔に炎症が起きた場合に歯の根のあたりや歯茎が痛いと思ってしまうことがあるのです。

頭を傾けるだけでも…

副鼻腔炎には歯の痛み以外の症状もあります。

① 頭痛がする

鼻腔は上顎から目の下まで広がっている空洞です。そこに炎症が起こると周りの神経や血管を圧迫し、頭痛を引き起こすことがあります。

② 走るときや階段の上り下りで響く

副鼻腔にウミなどが溜まると、走るときや、階段で上り下りした時にウミが揺れ動き、上顎の上のあたりが響く感じがします。

③ お辞儀をした時に痛む

お辞儀をした時も、溜まっているウミが頭の方に動きおでこや頭の方に痛みを感じる時があります。

④ 眼の奥や鼻の横あたりに圧迫感がある

副鼻腔は眼の下まで広がっているため、副鼻腔炎になりウミなどが眼の下までたまってしまうと、眼の下の骨や鼻の横の骨を押し上げるため、痛みや違和感を持つことがあります。

⑤ 口の中や鼻から嫌な臭いがする

副鼻腔の中でも上顎洞にウミがたまると、鼻や口に近いため、鼻の奥や口の中に嫌な臭いが広がることがあります。

このような症状が、歯の痛み以外にあった場合副鼻腔炎の疑いがあります。

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