女性ドライバーが主役という109年目の快挙

「ロサンゼルス自動車ショー」の歴史で初

女性ドライバーたちに「簡単な修理やメンテナンスなら自分でもできるという自信を与えたい」と開いたブース(著者撮影)

冬のホリデーシーズン、11月18~27日に開催された米ロサンゼルス(LA)自動車ショー。ポルシェやベンツなどの新車発表に人々が群がる華やかな会場の地下に、改造マニア向けの「ガレージ」と呼ばれる巨大なフロアがある。

そこに2003年製のフォルクスワーゲン・ジェッタを展示し、「ガールズ・ガレージ」というブースを構えたのが、LA在住のジェシカ・チョウさん(26歳)だ。

初の女性ドライバーによる女性ドライバー向けブース

Girls’ Garage の全景。Garageは「自動車修理のショップ」のこと(著者撮影)

この「ガールズ・ガレージ」は、LA自動車ショーの109年間の歴史上、初めての「女性ドライバーによる女性ドライバー向けの修理&メンテナンス用ブース」だ。

チョウさんは、プロの整備士ではない。ネットの売ります買いますサイトの「クレイグズリスト」を通し、2003年製のフォルクスワーゲン車を購入してから、必要に迫られて自力で修理とメンテナンスを学んできた。

その経験を生かして「ジェシカーン」の名でYouTube上で、修理やメンテナンスのアイデアを紹介するユーチューバーとしても活躍している。

彼女の目的は「多くの女性が感じているクルマの修理への苦手意識や恐怖を払拭すること」。マイカーに不具合が生じる度にパニックになってしまう女性ドライバーたちに「簡単な修理やメンテナンスなら自分でもできるという自信を与えたい」という。

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