もうひとつ、アマゾンダッシュボタンと競合するサービスがある。それが、アマゾンが東京23区や大阪17区などの、都市部でサービスを行っている「プライムナウ」だ。これは、注文すると2時間以内(1時間以内は別途送料が必要)で商品を届けてくれるというサービス。スマートフォンからの注文が必須であり、また取り扱う商品も限られているが、プライムナウで対応商品を注文すれば2時間で届くのだ。対応エリアならアマゾンダッシュボタンよりも、便利といえるだろう。
将来、アマゾンダッシュボタンとプライムナウが連携すると、よりすごいサービスになりそうだ。
食品・飲料用はほとんど品切れ
実際にアマゾンダッシュボタンがどれぐらい普及するかはわからないが、 現在、食品・飲料用のアマゾンダッシュボタンはほとんどが売り切れとなっており、すぐには入手できないほどに注目を集めている。また、対応商品も増えていくはずだ。
これからアマゾンを便利に使うためには、購入する商品によって、定期便や通常注文、そしてアマゾンダッシュボタンを使い分けていく必要が出てくるかもしれない。
なお、宅配の現場で課題になっているのは不在時の再配達だ。ネット通販の拡大により看過できない問題になっており、これによって多くのドライバーが苦労をしている。マンション住まいで宅配ボックスがある、もしくは必ず在宅しているのでなければ、(安易に)ダッシュボタンを使用することは避けるようにしたいところだ。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら