ぐっちーさんが今の市場は危ないと思う根拠

「2017年に4回の利上げ」なんて誰が言った?

ざっと見比べてみると……

【レーガノミクス】

社会保障支出削減と軍事支出の拡大により経済を発展させ、「強いアメリカを復活させる

減税により、労働意欲の向上と貯蓄の増加を促し投資を促進する

規制を緩和し投資を促進する

金融政策により、マネーサプライの伸びを抑制して「通貨高」を誘導してインフレ率を低下させる

【トランプ次期大統領の主な政策】

インフラ整備に5500億ドル

メキシコ国境に「壁」、不法移民を送り返す

高額所得層への税率引き下げ

オバマケア廃止

武器の携帯を支持する最高裁判事の任命 

減税、政府支出の拡大、軍事力の強化(日本に負担させると言っていますが)などはまさに瓜二つ。要するにレーガノミクスの再来を狙っていると言っても過言ではありません。

レーガン大統領が就任していた1981年~1989年はまさにアメリカがバブルに踊った期間であり、同時にトランプ氏が今の基礎を築いた時期にも重なるのです。あのトランプタワーもこの時期に建設されています。トランプ氏こそがまさにレーガノミクスの申し子なのですから、同じような政策を取るのはなんとなく理解ができるではありませんか。

投資家は「どこで降りるか」が極めて重要に

そしてその結果として1987年10月にブラックマンデー、俗に言うオクトーバークラッシュが起き、トランプ氏自身もその余波で破たんしたのです。ちょうどこの時期にワタクシはトランプ氏と仕事としていたわけですが、このあたりの苦い記憶は本人も間違いなくあるはずで、「バブルを起こしてもクラッシュしない方法はあるはずだ」、と模索するに違いない、とワタクシは考えています。

あるいはもう自分は事業には関係ないので、クラッシュするならさせてしまったとしても、再び自らのようにアメリカ経済は必ず蘇ると楽観視している可能性すらあります。そうなると投資家としてはどこで降りるか、ということが極めて重要な決断になるわけで、これは一筋縄ではいきそうにありません。

ただし、前から書いていますように、アメリカは若年労働人口が先進国で唯一増加し続ける国なのです。ですから、仮にクラッシュしたとしても必ず立ち直る力…需要の増加…があるのです。その意味ではトランプ氏はクラッシュを待って、安く不動産を買おうとするのかもしれませんよ(アメリカの不動産価格は、ほぼ2008年前の水準に戻っている)。

個人的にはクラッシュしてくれればその時には全財産を持ってアメリカに投資をしてやろう、と思う次第でありまして…さて、とらぬたぬきのなんとやら、でしょうか。明日から無駄遣いはやめてクラッシュ相場に備えたいと思う今日この頃でございます。

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