さて競馬。
朝日杯フューチュリティステークス(12月18日、阪神競馬場11R)。
何せ、2歳と言う経験がほとんどない馬がマイル戦(1600メートル)を戦うわけですから、これは毎年混戦になるのが当たり前。そして、トリッキーな中山マイルから阪神に移った時からやはり強い馬は勝つな、というレースが続いていると言えます。
経験は度外視!クリアザトラックの単勝で勝負だっ!
昨年のリオンディーズ(角居厩舎、大活躍後に故障で今年引退)がまさにそれで、もう強い、というしかないレースで勝ち切っています。だって、新馬戦、デイリー杯を2連勝してきた圧倒的一番人気のエアスピネルをまさに並ぶ間もなく抜き去って行ったあの足……マイルの経験がなかったにもかかわらず……ですよ。つまり中山から移ってきたおかげで本当に強い馬が勝つレースになっている、とワタクシ、睨んでおります。リオンディーズ、新馬戦たった一つしかやっていないけど強い馬が勝つわけです。つまり、経験は度外視していい。
このレースが阪神に代わったのは2006年ですが、その後思い出すならキャリア2戦1勝のウオッカが重賞2勝のアストンマーチャンを粉砕。積み重ねたキャリアを圧倒的なポテンシャルが凌駕する流れは翌2007年トールポピー(3戦1勝)、2008年ブエナビスタ(2戦1勝)の戴冠……そして去年のリオンディーズと来る訳です。
となるともう結論はほぼ一つ。
昨年もやってくれた、角居厩舎のクリアザトラック。
リオンディーズと異なり、完全なマイラータイプで育てられており、その意味ではリオンディーズより強い可能性が高い。さらに角居厩舎は朝日杯FSの最終登録が行われた12月4日時点ですでに勝ち上がっていた4頭の良血牡馬(クリアザトラックの他にヴァナヘイム、エアウィンザー、グローブシアター)がいたにもかかわらず、クリアザトラックを出してきた!! これは重要な判断と言うべきでしょう。
しかも鞍上にはリオンディーズと同じミルコ・デムーロ。昨年の衝撃のゴール前が約束されたと言っても過言ではありません。
結論。クリアザトラック単勝のみ。本当に強い馬が勝つレースを見たいと思います。
記事をマイページに保存
できます。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
印刷ページの表示はログインが必要です。
無料会員登録はこちら
ログインはこちら
無料会員登録はこちら
ログインはこちら