たとえば、「35歳は男の曲がり角」をテーマにした調査では、男性の容姿の衰えを示すサインとして、女性が1位に挙げたのは「お腹が出ていること」です。
逆もまた真なりです。興味深い調査結果を紹介しましょう。対象は既婚者もしくは恋人がいる男性。質問は「結婚前もしくは交際前と現在を比較して、相手の体で気になるところはありますか?」というもの。
かなり「ドキっ」とする内容です。「お前さ〜、付き合う前はあんなにきれいだったのに、今は……」という男性の嘆きをデーター化しようという試みだからです(コナミスポーツ、2011年調査)。
結果は「ウエスト、下っ腹」と回答した人が65%にも上り、2位の「顔」の28%を大きく引き離して断トツの1位になったのです。
この結果、由々しき問題をはらんでいます。なぜなら「ウエスト、下っ腹」が気になるということは、パートナーとしての性的魅力が大きく損なわれていることを意味するからです。
※ 記事初出時、「コナミスポーツ、2012年調査」と記述しておりましたが、正しくは「コナミスポーツ、2011年調査」となります。お詫びして修正いたします。
くびれは女性の健康状態を表す
ウエストサイズが大きくなり、下っ腹が出るということは、「腰のくびれ」がなくなるということです。「くびれ」は言うまでもなく女らしさの象徴ですが、私たちが意識している以上に重要なメッセージを発信していることがさまざまな研究結果から明らかになっています。
たとえば、「くびれ」は女性の健康状態を表します。具体的にはウエストとヒップの比率が6.7〜8対10の間が健康で、この比率から懸け離れると女性は病気にかかりやすくなることが確認されています。
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