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シェール革命に翻弄される国々 いよいよエネルギー価格の長期下落トレンドが始まった

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  • 中原 圭介 経営コンサルタント、経済アナリスト
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日本のLNGの輸入価格もいまの半分以下に

アメリカの天然ガス価格がこのまま低位で安定を続けるうえに、輸出規制が撤廃され、実際に海外への輸出が拡大されるようになると、世界的に天然ガスの価格は大きな下降トレンドに入っていくことになるでしょう。

いまのところ、アメリカ国内の天然ガス供給の急拡大を背景に、アメリカの天然ガス指標価格であるヘンリーハブの低価格が際立っていますが、3~5年のスパンで考えれば、ヘンリーハブの価格に引っ張られるように、欧州(イギリス)の指標価格であるNBP価格や、日本のLNG(液化天然ガス)の輸入価格も確実に大きく下落していくでしょう。

アメリカのエネルギー省によると、アメリカは2020年には天然ガスの純輸出国に転じるという見通しになっていますが、私はそれより2~3年前倒しされると見ています。シェール資源の採掘・回収技術が日に日に進歩し続けているからです。もっともアメリカが天然ガスの純輸出国になる前に、日本のLNGの輸入価格もいまの半分以下の8ドルを割り込んでいるのではないでしょうか。
 

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