最速解説!新MacBook Proの魅力と課題 目玉機能「TouchBar」の真価とは?

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そして、新シリーズを通じて、価格が高止まりしている点も指摘できる。Retinaディスプレー搭載のMacは、12インチのMacBookの価格は据え置かれ、13インチファンクションキーモデルは14万8800円、Touch Barモデルは17万8800円~となった。15インチモデルは23万8800円~で、割高感がある。

そのため、MacBook Air 13インチは9万9800円に値下げされて併売が続き、また旧型のMacBook Proも引き続き販売されることになっている。筆者も2012年のMacBook Proを4年半使ってきた経験上、トラブルは少ないが、心理的に、価格の高さは、新モデルの弱点の1つと言えるのではないだろうか。

MacBook Airは11インチモデルが消滅

ポータブル型のMacを発売して25周年を迎えたアップル

旧モデルとなるMacBook(12万8800円~)はすでに販売中だ。新MacBook Proは13インチのファンクションキーモデル(14万8800円~)が10月28日に発売。13インチTouch Barモデル(17万8800円~)と15インチモデル(23万8800円~)は予約が始まっており、2~3週間で手元に届く。

MacBook Airは11インチモデルが消滅し、廉価版としてMacBook Air 13インチモデル(9万8800円~)、旧モデルとなるMacBook Pro 13インチモデル(12万8800円~)、15インチモデル(19万8800~)が併売されることになった。

併売モデルを含めて、ノート型6モデルを取りそろえたアップル。これがMacの販売台数を刺激することができるかどうかは、次の決算発表となる2017年1月末を待たなければならない。

松村 太郎 ジャーナリスト

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まつむら たろう / Taro Matsumura

1980年生まれ。慶應義塾大学政策・メディア研究科卒。慶應義塾大学SFC研究所上席所員(訪問)、キャスタリア株式会社取締役研究責任者、ビジネス・ブレークスルー大学講師。著書に『LinkedInスタートブック』(日経BP)、『スマートフォン新時代』(NTT出版)、監訳に『「ソーシャルラーニング」入門』(日経BP)など。

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