最速解説!新MacBook Proの魅力と課題 目玉機能「TouchBar」の真価とは?
アップルは米国時間10月27日、米国カリフォルニア州クパティーノの本社タウンホールでスペシャルイベントを開催し、新型のノート型コンピュータ「MacBook Pro」を発表した。今回登場したのは3モデルで、13インチのRetinaディスプレーとこれまでと同様のファンクションキーを持つキーボードを搭載した低価格モデルと、13インチディスプレーの上位モデル、そして15インチモデルが登場した。
なお、今回の発表で、これまで小型軽量で人気のあったMacBook Airは更新されなかった。11インチモデルの販売が終了し、13インチモデルは 9万9800円からと価格が引き下げられ、継続して販売されることになる。なお、これまで販売してきたMacBook Proも、併売される。
新世代となるMacBook Proとは
新型MacBook Proは、4年ぶりとなるデザイン刷新を伴ったものだ。前回、2012年に登場したモデルでは、DVDやCDを読み書きする光学式ドライブとハードディスクが廃止され、薄型デザインを実現した。さらに大きな特徴だったのが、高精細なRetinaディスプレーを採用した点だった。
今回の刷新は、デザインのテイストとしては、2015年に発売されたMacBookを踏襲するものだ。
ヒンジ部分からプラスティックパーツが廃止され、シルバー以外の色となるスペースグレーが追加された。デバイスは薄く軽くなり、13インチモデルでは3.1ミリ薄く、15インチモデルでは2.5ミリ薄くなった。重さは双方とも210グラム軽い。
また、これまで採用されてきたMagSafe(マグセイフ)による充電から、MacBookと同じUSB-C端子による充電に変更された。ただ、ポートは4つ用意されており、より通信速度の速いThunderbolt 3に対応した。ただし、13インチモデルも15インチモデルも、バッテリーは小さくなっている。インターネット利用はこれまでと同様の10時間を実現しているが、ビデオ再生時間は短縮された。
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