「時間がないが服は選びたい」二律背反を解消した、新興ファッションサブスクの驚きの仕組みとは?

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トレード・オン思考 トレード・オフを乗り越える「第3の道」
働いている女性や育児に忙しい女性は、「服を選びたい。しかし時間がない」というトレード・オフがあった(写真:YAMATO/PIXTA)
「サービス品質を上げたいが、それにはコストがかかる」「顧客満足度を高めたいが、顧客回転率も上げたい」など、業種を問わず存在するトレード・オフ(二律背反)。多くの企業がそのバランスに苦心する中、ファッションサブスクの「エアークローゼット」は、ICTと人間力を武器に、相反するニーズを両立させる「トレード・オン」を実現しました。本稿では、『トレード・オン思考 トレード・オフを乗り越える「第3の道」』から一部抜粋のうえ、常識を覆すその戦略をご紹介します。

「服買う時間ない」解消したサービスの逆転発想

我々は、さまざまなトレード・オフ(二律背反)の中で生活している。例えばビジネスパーソンの場合、残業を増やせば給料は増えるが、自分の自由時間は減る。1日の時間が有限なことから、仕事と家事・育児・介護とのトレード・オフに頭を悩ます社会人も多い。

最近では、利便性とセキュリティの間にも、トレード・オフが目立ってきた。例えばECサイトで商品購入時に2段階認証を求められることがある。手間もかかり面倒であるが、これをなくすと、セキュリティレベルが落ちる。

企業活動において、最も知られているのが、品質とコストのトレード・オフであろう。企業はそれに対して、何とか両立させようと頑張ってきた。

社会レベルでは、インバウンドの経済効果と地域住民の穏やかな生活の確保とのトレード・オフが問題になっている。

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