同じ慶應卒でも「外部生」は永久に格下扱いだ 東京カレンダー「慶應内格差」<1>
慶應義塾女子校出身・外銀トップセールスの沙羅
夏も終わりかけ、少し肌寒くなってきた9月。沙羅は親友の早希子と栞と軽井沢へ出かけた。早希子の別荘があり、気軽に週末を過ごしに行く場所となっている。
3人が出会ったのは慶應義塾女子高校。大学のキャンパスと同じ三田にあるのだが、知らない人も多い。慶應義塾大学附属の女子高だ。慶應で「女子高」といえば、この高校。早希子は幼稚舎出身、お父様は誰もが知る大企業の社長というお嬢様。家は松濤にある。
栞は中等部出身、可愛いルックスと、裏腹な芯の強さで、キー局のアナウンサー試験をパスした。そして沙羅は、高校受験最難関といわれる女子高から入った。その優秀さを見込まれ、外銀に入社。すぐさまトップセールスに。






        
        
        
      
        
      
          
          
        
          
        
          
        
        
        
        
        











