世界最高齢「38歳の飼育パンダ」が安楽死 急速に体調悪化、苦痛を長引かせないため

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 10月17日、飼育されているジャイアントパンダとしては世界最高齢の38歳だった「佳佳(ジアジア)」が、健康状態が急速に悪化したため、安楽死の処置を受けた。飼育していた香港のテーマパーク「海洋公園」が16日明らかにした。写真は昨年7月撮影で36歳の時の佳佳(2016年 ロイター/Tyrone Siu)

[香港 17日 ロイター] - 飼育されているジャイアントパンダとしては世界最高齢の38歳だった「佳佳(ジアジア)」が、健康状態が急速に悪化したため、安楽死の処置を受けた。飼育していた香港のテーマパーク「海洋公園」が16日明らかにした。

佳佳は1999年、英国からの香港返還2周年を記念し、別の1頭とともに香港に贈呈された。

ここ数週間で、1日の食糧摂取量が10キロ超から3キロ以下に減少、平均体重が約71キロから67キロに減少していた。

海洋公園はウェブサイトに声明を発表し「佳佳は歩行困難になり、終日横になって過ごす状態となった。倫理的理由と苦痛を長引かせないとの視点から、獣医師らが安楽死処分を行うことで合意した」と述べた。

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