女性が「5kg痩せて見える」髪型のカラクリ 色気を出すのも「あの毛」が命だ

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アイドルに必須の、見た目体重マイナス5キロの「命毛(いのげ)」。実は私たち一般人にも、このテクニックは使えます。

かつて、つんく♂さんは、このアイドルの命毛のことを「触覚」と呼んで「あれは、一種のごまかし。国民的アイドルになるような本当にかわいくって自分に自信があればデコも頬骨も全開にしてもかわいいはず」とTwitterで発言されていました。

ですが、私たちが目指すのは国民的アイドルではないわけです(笑)。ですから、ごまかしであろうがなんだろうが、少しでも髪の力を借りて痩せて見せることができたり、小顔に見せられれば上等でしょう。

命毛の作り方は簡単です。

すでに前髪が短い人であれば、その前髪の両端に、ひと束分の頬に落ちる長めの毛を作ってもらえばOK。位置的にはもみあげあたりの毛と思ってください。 前髪がなくワンレンの人の場合は、フェイスラインに落ちるひと束分、やはりもみあげあたりの髪だけ、鼻下〜あご下くらいの長さに切ってもらえばOK。

ひと束分とは、だいたい「きしめん1本分」くらいと思ってください。これくらいの毛束があれば、影が生まれ、ほほ骨が隠れ、ほっそり見えます。髪をアップにしたときにも、顔の輪郭が全開にならないので、痩せて見えます。

どんな人でもすぐに痩せて見せてくれる命毛(いのげ)ですが、実は、この毛、見た目体重を軽く見せてくれるだけではなく、恋方面でも効果を発揮します。

男は揺れる毛を追う性質がある

恋愛指南術に「男性は揺れるものを目で追いかける性質があるので、合コンやデートのときは揺れるピアスをつけましょう」という王道のテクニックがありますが、実はこの法則、髪にも当てはまります。

『女の運命は髪で変わる』(サンマーク出版)。画像をクリックするとアマゾンのサイトにジャンプします

以前、あるファッション誌のヘアページで実験をしたことがあるのですが、男性の視線が集まる顔の近くの毛に揺れる毛を仕込んでおくと、男性の「ついつい見てしまう度数」が一気にあがることがわかりました。

このときに揺らす毛は、やっぱり「命毛」です。ちょっとだけアイロンで巻いてもいいですし、それが面倒であれば手でくしゅっと握ってドライヤーの温風をあて、そのあと冷風をあてるだけでも、ゆらゆらのクセがつきます。この、どこに動くかわからないあやうい毛が、女性のフェロモン値をあげてくれるというわけです。

痩せて見え、小顔に見え、そして色気まで出してくれる、まさに女性にとっての命の毛。この「命毛(いのげ)」をうまく使えば、第一印象はぐっと変わってきます。

佐藤 友美 ライター・コラムニスト

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さとう ゆみ / Yumi Sato

1976年北海道知床半島生まれ。テレビ制作会社のADを経て文筆業に転向。元東京富士大学客員准教授。

書籍ライターとして、ビジネス書、実用書、教育書等のライティングを担当する一方、独自の切り口で、様々な媒体にエッセイやコラムを執筆している。

著書に8万部を突破した『女の運命は髪で変わる』(サンマーク出版)、『道を継ぐ』(アタシ社)など。理想の男性は冴羽獠。理想の母親はムーミンのママ。

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