このように今回は「女性に嫌われる女性」をリポートしてきましたが、私が感じたのは、嫌われ女性を嫌われたままにしている男性上司にも、かなりの責任があるということです。“身だしなみ乱れ女性”“悪口を言う女性”“デスク自己中女性”、いずれも女性から注意することができなかったり、注意しても聞く耳を持ちません。男性上司の皆さん、見て見ぬふりは罪です。
嫌われている女性社員がいたら、面倒だと放置せずに、チームの目標達成と同時に、本人にとっても正しい道を歩んでもらうためにも、ぜひ男気を出して立ち上がってください。上司であるあなたが旗を揚げて改革に乗り出すことで、「さすが上司! よくぞ言ってくれました! パチパチパチ」と女性部下もあなたを尊敬のまなざしで見ること請け合いです。
恥ずかしいかもしれないけど、こう言ってみよう
最後に、嫌われている女性を根絶してチームを気持ちよくまとめていくためには、何をすべきでしょうか? 努力する女性に対して喝を入れる場合は、冒頭に書いた女性に人気のある女優さんを、ときどき言葉にブレンドしてみてはいかがでしょうか。
「この頃、仕事頑張っているね。なんだか篠原涼子みたいにカッコいいと評判だよ」
「君って部下想いのところが、ドラマの竹内結子みたい」
ちょっと恥ずかしいとは思いますが、笑いながら「お茶目な上司だな」と受け止める女性は少なくないと思います。なぜなら女性は外見だけではなく、性格や人柄も支持されている女優さんのように、内面から美しくありたいと願っているのです。そんな「あこがれる女性像」のようだと言われ、うれしくないわけがありません。加えて「この上司は自分をちゃんと見ていてくれる」と実感させることにもなります。いかがですか? お忘れにならないよう、メモを取っておいてくださいね。では。
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