確かに金太郎は「暴走族の元ヘッド」ですし、鬼塚も「鬼爆コンビ」として名を馳せた元ヤンキーです。しかし“悪さ”が高評価の理由になっていると考える方はいらっしゃらないと思います(チョイ悪も死語です)。
上司「……」
この2人に共通していること、それは「全力で相手のために行動している」という点です。命を懸けてでも相手のために行動するからこそ、相手の心を開くことができるのです。
上司「相手のため……部下のため?」
そうです! いいところに気づかれましたね。ですが、いくら女性部下のためとはいえ「営業のときに先方の担当者を脅し、恐怖の底に突き落としてしまいそう」という可能性もあるので、そこはマイナスポイントですね。
脅威のモテと出世、「島耕作」上司はアリ?
それでは第2位です。「普通の人間ではありえない出世の速度」と言えば、そう『社長 島耕作』の「島耕作」です。
上司「そんな……。島耕作になんてなれるわけない……」
確かに、島耕作だと一気にハードルは上がります。「人によって接し方が変わったりしないし、正しいことをやっているのに正義感ぶっていない」「人をむやみに傷つけないようにしようとする優しさと懐の深さにも好感が持てる」「理不尽なこともそれが社会だと受け止めながら、うまく人間関係を作っている」など、とても学ぶ点の多い人柄ではないでしょうか。
上司「それでいて女性にもモテモテなんですよ? パーフェクトなんですよ島耕作は!!」
はい。そこがマイナスポイントなのです。有能な島耕作ですが「新登場の女性が出てくると、たいてい男女の関係になる」や「関係を持った女性にすぐ『愛してる』って言う」などの否定的な意見も多く、「女問題ですぐ失脚」とまで言われてしまうのが関の山。男性上司の皆さん、女性関係はほどほどに(笑)。
上司「……はい」
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