「ゼクシィ」の隙を突く、式場予約の革命児 「すぐ婚navi」、エイチーム最年少取締役加藤厚史氏に聞く

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「なし婚層」「済ませ婚層」を掘り起こす

――今後の目標は?

最終的には、婚姻組数の2割程度のお客様からの注文を取りたいと考えています。3年後までに、年間売上高を現状の約5倍となる50億円にまで引き上げたい。

目標を達成するために最も意識していることは、これは私が作った言葉ですが、結婚式を挙げない「なし婚層」「済ませ婚層」と言われる人たちの需要を開拓することです。結婚式をやらなくてもいい、もしくは適当に済ませてしまおうとする人たちに、「すぐ婚」で、たとえば「名古屋マリオットアソシアホテル」といった立派な式場で、いい結婚式を挙げてもらえるようなケースを増やしていきたい。そのために、全国12店舗のウエディングデスクを設置し、ユーザーに手厚いサポートをする態勢も整えています。

A.T.bridesの行動指針には「市場の破壊者ではなく、市場とともに再成長する存在でありたい」というものがあります。われわれは未開拓層を掘り起こしていくことで、いたずらに価格競争に陥ることなく、ブライダル業界全体の成長にも貢献していきたいと考えています。

(撮影:和田 英士)

二階堂 遼馬 東洋経済 記者

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にかいどう りょうま / Ryoma Nikaido

解説部記者。米国を中心にマクロの政治・経済をカバー。2008年東洋経済新報社入社。化学、外食、ネット業界担当記者と週刊東洋経済編集部を経て現職。週刊東洋経済編集部では産業特集を中心に担当。

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