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「ゼクシィ」の隙を突く、式場予約の革命児 「すぐ婚navi」、エイチーム最年少取締役加藤厚史氏に聞く

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「宗教にでもひっかかったのか」

――加藤さんの経歴は、エイチームの中でもとりわけ異色ですね。

エイチームに入社したのは、08年1月です。それまで2年弱、新卒で入社した中京テレビ放送の編成局編成部で、番組の広告宣伝などを担当していました。

エイチームに興味を持った理由は、中京テレビ在籍時に、ビジネスを通じてエイチームの人と出会ったからです。ちょうど当時のエイチームは、名古屋の一等地にあるオフィスビル、ルーセントタワーに引っ越したばかり。ホームページを見ていくうちに「名古屋にこんな勢いがあるベンチャーがあったんだ」と衝撃を受け、エイチームの人と出会ったその日の夜に問い合わせフォームから『御社に興味があります』というメールを送りました。

――周囲から引き留められたのでは?

当時の上司からは、「宗教にでもひっかかったのか」と言われました(笑)。しかし、テレビ局は10年ぐらいの下積みがあって、30代半ばでようやく活躍できるという業界です。

それはそれで楽しかったのですが、今後、地方テレビ局の存在感が薄れる可能性がある中、野球で言えば素振りしている間に、試合が終わってしまうかもしれないという危機感がありました。中京テレビからエイチームに移って、年収は300万円ほど下がりましたが……。

――エイチームに入社後、「すぐ婚」にどうかかわることになったのでしょうか?

入社直後は人事採用担当でしたが、毎週、新規事業案を林(高生)社長に出し続けたことが認められ、エイチームで初めて新規事業提案コンテストが創設されました。第1回のコンテストで私が優勝し、その中に「すぐ婚」があったことが、今この事業に携わることになったきっかけになります。

中京テレビ在籍時に「チアーズ」という結婚式に関する番組に携わったとき、式場ビジネスに興味を持ちました。調べていくうちに、宿泊施設でよく行われている期間を区切って枠を値引き販売する手法が、結婚式場でもできるのではないかと気づいたんです。

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【分社化の狙いは?】

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