お偉方への技術的説明、どこまでするべきか エンジニアが役員会に呼ばれたら・・・

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「週刊東洋経済」でも、IoT特集をやっていましたね。まさに今、注目の技術です。ぼへちゃんたちも、今話題のIoTを使った新しいプロジェクトを企画して提案したようです。

そうすると、「次の本部長会議でIoTとビックデータを連動させる例のプロジェクトの承認をとるから技術的なバックグラウンドを説明するようにお達しがあったんだけど……」というお話がきました。

さすがに今注目の技術を使うプロジェクトだけあって、経営陣からの視線は熱いようです。しかし、技術的な説明とは?どのようなことを説明をすればいいのかがわかりません。

そして臨んだ、本部長会議。まずは、今回のプロジェクトのシステムの構成と、データの流れや解析の方法など基本設計から説明を始めました。初歩的なことから説明をすれば、「そんな説明はいらないから早く本題を話すように」と怒られると思ったからです。

ところが、ちょっとその場の空気がおかしいようです。「何を説明しているのか、よくわからない」というオーラが漂っています。どうやら、お偉いさんは技術的なことを知りたかったわけではなく、よく耳にする流行り言葉が出てきたので、その言葉の意味について説明せよ、と言っただけのようです。

時すでに遅し。さて、ぼへちゃん、このまま説明を続けて大丈夫でしょうか。新しいプロジェクトは無事承認されるでしょうか。

ぼへぼへ 某エンジニア

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Bohebohe

とあるWeb企業で働くインフラエンジニア。販売、営業、OLなどを経て、エンジニアに転向。SIerからエンジニア人生を始めて、現在はWeb系で働く。ベテランかと思いきや、ぼへぼへとしてたら年数経ってただけの中の人。だんな君もエンジニア。

 

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