「IoT」とは何か、今さら聞けない基本中の基本

モノのインターネットで何がどう変わるのか

ありとあらゆるモノがネットにつながる時代が来るとどうなる?(撮影:今井 康一)

みなさんは、最近各種メディアを賑わしている「IoTとは何か?」について明確に答えられますか?「Internet of Things」の略で、よくある解説の言葉を借りれば「モノのインターネット」と訳します。パソコンやスマホなどの情報通信機器に限らず、すべての「モノ」がインターネットにつながることで、皆さんの生活やビジネスが根底から変わるというのです。

ある日上司から、「君、わが社でIoTを検討してくれないか」「とりあえずセンサーに繋げてみてはどうか」「人工知能は活用できているのか」などと無茶振りされる被害者が増えています。「インターネットに繋がったからって儲かるの?」「判りやすいコスト削減効果はあるの?」と言いたくなる、曖昧な指示も多いようです。

一方、実際に世界で起きているIoTの潮流をみていると、「IoTによってビジネスモデルが変わった」「全体の作業工程が3分の2に減った」などの声が聞こえてくるし、自社のサービスにとどまらず、他社を巻き込んだサービスをも実現している事例も聞こえてきます。こういった情報の渦中におかれたビジネスマンからすると、IoTは「実態がよくわからないもの」となっているのではないでしょうか?

私は『IoTNEWS』というIoT専門のウェブサイトを運営していて、IoTの最新動向について、日々、いろいろな方にお会いしてインタビューを行ったり、オピニオン記事を書いていたりしますが、実際にIoTへの関心が日に日に高まっていることを強く感じます。

そんななか、日本のビジネスマンは、最近になって「IoT」という言葉を知り、「何だ、それは?」「また何かはじまったのか?」と驚いているところだと思います。しかし驚いていても世界は待ってくれません。

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