黒田総裁大喜び?消費者マインドが急好転

日本銀行のアンケート調査でわかったアベノミクス効果

金融政策決定会合の前も後も上機嫌に?(撮影:尾形文繁)

金融政策決定会合の直前、この結果を見た黒田東彦新日本銀行総裁は、「期待」の変化に自信を深めたに違いない。

消費者の心理は明らかに好転

アベノミクス効果から消費者の”マインド”が急好転している。それが見て取れるのは、日銀が4月1日に公表した「生活意識に関するアンケート調査」(調査期間は2013年2月7日~3月6日)の結果だ。1993年以降、全国の4000人(満20歳以上)を対象に行われている調査で、「生活者の意識や行動を大まかに聴取する一種の世論調査」と位置づけられている。

目を引くのが1年後の景況感DI(「良くなる」-「悪くなる」)の激変である。12年12月調査でマイナス33.1だったものが、3カ月後の今回では6.8と一気にプラスに転じた。リーマンショック以後、マイナスからプラスに転じたのは今回が初めて。それだけでなく、過去調査でも最も高かった06年3月のプラス5をも上回った。

次ページ景気はよくなっても自分の懐となると…
マーケットの人気記事
トピックボードAD
関連記事
  • Amazon週間ビジネス・経済書ランキング
  • ソロモンの時代―結婚しない人々の実像―
  • 「脱ゆとり世代」のリアル
  • iPhoneの裏技
トレンドライブラリーAD
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
トレンドウォッチAD
激震! エアライン・鉄道<br>どん底からの復活シナリオ

人の移動が収益源となる航空・鉄道業界は、新型コロナウイルスの直撃で事業構造の根本的な転換を迫られています。海外では航空と鉄道の一体的政策も始まる中、日本では何が起きるのか。今後の再編や合従連衡のシナリオを大胆に予測しました。

東洋経済education×ICT