今後の物価も7割超が「上昇」と回答
物価に対する見方も大きく変化した。前回の12年12月調査では1年後の物価に対する見方について、上がる(「かなり上がる」と「少し上がる」の合計)と答えた人は全体の53%だったが、今回の3月調査は74.2%に上昇。同割合は50~60%台で推移しており、70%台に乗ったのはリーマンショック後で初めてのことだ。
今回の水準は、直近で08年9月調査(調査期間は08年8月14日~9月8日)の81.2%に次ぐ水準になる。この時期はリーマンショック(08年9月15日)直前で原油価格も高かった頃だ。世界金融危機で景気が腰折れした結果、10年の3月調査では「上がる」と答えた人の割合が32%まで低下している。
さらに先行きの見方で物価以上に変化が激しかったのが地価見通しDI(「上がる」-「下がる」)の動きだ。12年12月調査でマイナス30.3だったDIは今回の3月調査で一気にプラス5.1になった。景況感DIと同じくプラスに転じたのはリーマンショック以来初めてであり、08年3月調査のプラス0.5以来。プラス5.1という水準は07年12月調査のプラス11.7に次ぐ水準となる。
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