群雄割拠!ハロプロ「名古屋降臨」の衝撃度 シネコンでの定期公演に乗り出した理由
終演後に今回出演した2人に感想を尋ねてみると、充実した笑顔で次のように答えた。
「地元でイベントをさせていただけるのがいちばんうれしかった。次はバースデーイベントをやってみたいです。今回、(VTR上映した街歩き企画で)初めて大須へ行ったんですが、行けなかったお店には全部行きたいです」(牧野真莉愛)
「静岡出身なのですが、親とドライブに何度か来たことがあって親しみがあります。少人数でのイベントになるのでより個性が出しやすく、いろいろな発見ができると思うのでまた来たいです」(野中美希)
はっきり見えてきたシネコンライブの希望と課題
訪れたファンは福岡、神戸といった遠方の人がいたが、「思ったより真莉愛ちゃんが近かった。シネコンなので音響に迫力があった」「ミッドランドは名古屋駅からすごく近いので、帰りの時間の心配をしなくてもいい」と好評だった。
一方、ミッドランドシネマスクエアを運営する中日本興業の小塚康興行部長は次のように初日を総括した。
「自分たちのオリジナルのコンテンツを持てることの価値は大きい。平日の夜は当たりの作品が出ていないと、かなり弱い時間帯。稼働率を高めていくのは必須の過大だ。東海地区の映画館として最大の14スクリーンあるので、やり繰りもできる。うちは昔から大人には強かったが若い人にもアプローチしていきたい。今日はグッズ販売の待機列がたいへん伸びてしまい、映画の物販との違いに驚いたので、よりよい対応を心がけたい」
今後は「お笑いなどの地元タレント育成や講演会、トークライブやさらにはライブビューイングなどにも展開していく」(前出の羽雁氏)ことも視野に入れる。名古屋の夏は暑いことで有名だが、秋に向けてますますエンタメの熱気が増していきそうだ。
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