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日本こそ、TPPの恩恵を最大限に享受できる アジア貿易拡大に加え、傍若無人の中国も抑え込め

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  • 中原 圭介 経営コンサルタント、経済アナリスト
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それは、米欧の企業にとっても同じです。特にアメリカのIT機器や欧州のブランド品などは、コピー商品の格好のターゲットになっており、アジア全域にその模倣品があふれかえっています。日本はアメリカや欧州と協力しながら、「知的財産権を侵害する国は海外では稼ぐことができない」というTPPのルールを、積極的にアジアに広めていく必要があるのではないでしょうか。

ですから、日本は何も迷うことなく、TPPに参加するべきです。そうなれば、日米の強力なタッグは完全に完成することになり、世界で日米の2強が輝く時代になってもまったく不思議ではないのです。

日本の農業はもっと自信を持ってよい

TPPについては、日本の農業団体や農家の多くが反対していますが、日本の農産物は間違いなく世界でトップレベルにあることを改めて認識しなければなりません。日本のコメや野菜、果物は美味しく、その品質も優れています。有名なフレンチやイタリアンの有名シェフからも、日本の野菜を賞賛する声が多く聞かれるほどです。

日本の安全で美味しい農産物を食べたいと希望する人々は、アジアの新興国を中心に広がりつつあります。「日本の野菜を一度食べると、現地の野菜はもう食べられない」と、現地の野菜に比べて価格が5倍も10倍もする日本の野菜を買っている人々が、数多くいるのです。

これからのアジアは、世界でいちばん富裕層と中間層が拡大するので、日本の農産物に対する需要が右肩上がりで増え続けるのは間違いありません。であれば、日本の農業はこの流れを大きなチャンスと捉え、世界規模に市場を拡大するという意気込みを持つべきではないでしょうか。日本の高品質な農産物であれば、アジアの富裕層や中間層はもちろんのこと、アメリカや欧州でも多くの顧客を獲得することができるでしょう。

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【日本の農業よ、世界の市場で羽ばたけ】

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