ペルーに帰って小さなビール工場を創りたい
ダニエラは卒業後、再び大好きなビール関係の会社で働きたいという。しかしそれは大きなビール会社で働くのではなく、故郷のペルーに帰ってマイクロブルワリーの会社を創設するのが夢なのだ。
ケミカルエンジニアリングの博士課程で学ぶ兄と共に、地元で小さくてもいいから良質なビールを安価で提供できる会社を創りたい。それは5歳の物心ついたときからビールを父親に飲まされてきて根っからのビール好きになったことだけが原因ではない(編集長、これ、また未成年やのにビール飲んだ、とかいって変な炎上せえへんか? ペルーの法律とか、ネット炎上事情確認しといて)。
ダニエラいわく、ペルーでは一部のエリート層を除けば、大半の庶民は極めて貧困な生活を余儀なくされている。そして庶民はそこら辺の川の水を原料に造る、Guaroという非常に不潔で危険な安いアルコールを飲んでいるという。汚い袋に入れられているGuaroは20セントほどで売られていて、貧しい人が買える唯一のアルコールだという。
味よりも単に酔っぱらうことだけが目的でこれを買っている庶民は、健康が著しく害されていることを気にしない。ダニエラは地元でおいしい安価なビールを造ることで、この“アルコールの悲しいブラックマーケット”と闘うことに使命感を見いだしているのだ。
そんなダニエラの今後の門出を応援すべく、ダニエラの南米でマイクロブルワリーを創るビジネスに投資したい、ないし一緒に仕事したいという親愛なる東洋経済の読者の方がいらっしゃれば、ぜひこちらまでご連絡ください。
ダニエラのいい話で終わるかと思ったら、また太っちょコラムニストのビジネスになるんかい、という感じで恐縮だが、彼女はスペイン語、ドイツ語、英語に堪能で、中南米と北米の飲料ビジネスに深い知見と人脈を有している。
海外投資に積極的なベバレッジメーカーの皆さん、および南米市場を調査するのにスペイン語やポルトガル語ができるコンサルタントが必要だという方は、こちらまでご連絡いただければ、太っちょコラムニストとダニエラさんが責任を持って、対応させていただきます。
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