こんな画像が投稿されたら、“友だち”はスタンプを押すに決まっています。本気で応援している友人も、面白がっているだけの友人も、スタンプを押しまくります。ちなみに、タイムラインに投稿する告白用の画像には数パターンあります。今回のようにスタンプを59個(告るにかけている)募集するもの、「好きな人がスタンプくれたら告白します!」という思わせぶりのものや、「もし私が告ったら?」という質問があり、スタンプの種類により「付き合います」「友達からね」などの回答をさせる形式などがあります。好きな人が「付き合います」スタンプを押してくれたら、こんなに幸せなことはありませんね。
さて、いよいよ告白ですが、やはりLINEを使います。プリントシール機の販売を手掛けるフリューの調査によると、78.7%の女子高生、女子大生がLINEで告白した、もしくは告白された経験があるそうです。
キュンキュンしますね! 好きな人と両思いになったら、彼らはすぐそのトークをスクショ(スクリーンショット)します。そして彼氏とのトークを続けながら、女友達にそのスクショを送りつけ、両思いの報告をします。女友達は「おめでとー! よかったね」と言いながら、ほかの女友達に画像を転送します。「こいつら付き合うみたいよw」「ウケる」――怖いですね。
恋が成就するとプロフィールを変更
めでたくカップル誕生!となると、まずLINEのプロフィール画像を変更します。「ペア画」と言われる、組み合わせるとひとつの絵になったり、同じイラストが色違いになっていたりする画像です。「幸せにしてください」「任せろ」といった会話形式のペア画像もあります。
堂々と幸せを広めたいカップルは、ツーショット写真を使います。以前はプリクラ写真が目立ちましたが、今は顔認識アプリ「SNOW」での自撮りが人気です。かわいい動物の加工が施されると、シャイなカップルでもツーショットが載せやすいのでしょう。
また、LINEのステータスメッセージも変わります。今のはやりはステータスメッセージに改行をたっぷり入れた長文を書き、スクロールすると最後にオチがあるパターンなのですが、ここに相手へのメッセージとも取れる愛のメッセージを思わせぶりに書きます。
また、ステータスメッセージに暗号を書く子もいます。よく使われるのは、ひらがなをケータイ打ちするときに押すキーを数字キーボードで打ち、その数字列を書く暗号です。つまり「すき」を「33322」と表現します。また、「月がきれいですね」は「I love you」を指すなど、彼らにしかわからない暗号を使う子もいます。ちなみに、「月がきれいですね」の暗号は夏目漱石の逸話から生まれているようです。
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