ルーズリーフが知らぬ間に超絶進化していた 「その手があったか!」な絶妙商品が続々
対して「しっかり」の方は、ぐいっとペン先が表面に食い込むのが感じられる。体感で言うと、普通のルーズリーフを数枚重ねて書いているぐらいの食い込みがある。筆記スピードはさらさらタイプに比べると遅くなるが、その分タッチが安定する。悪筆の人間はペン先が滑るとより字が汚くなるので、これぐらいの食い込みを使ってゆっくり書くことで落ち着いた(マシな)字が書けるようになるはずだ。
もちろん、低粘度油性ペン+しっかりタイプ、カリカリ水性ペン+さらさらタイプ、といったように筆記具の組み合わせでも感じ方は大きく変わるので、自分に合ったセットを探すのも面白いはず。
「その手があったか」系のルーズリーフ
ルーズリーフの短所のひとつとして「重い・かさばる」というのがある。大量の用紙を綴じる必要上、バインダーのリングや表紙がゴツくなってしまうのは仕方ないのだが、それでも荷物が多い時などはバインダーと用紙の予備といった一式を鞄に入れるのがイヤになることもある。
そんなとき、思わず「その手があったか」と膝を打つようなmarumanの解決案が「書く時は綴じない。あとではがして綴じる」という「パッドホルダー セプトクルール」である。
これは、ルーズリーフ用紙をノートパッド(上辺を糊でつけてまとめたノート)にした「ルーズリーフパッド」と、パッドを収納・携帯するための「パッドホルダー」をセットにしたもの。
書くときは普通のノートパッドとして、書き終わったページはパッドから切り離せば、お馴染み穴の開いたルーズリーフになるので、持ち帰ったあとはバインダーに綴じて整理できるわけだ。ノートの軽快さとルーズリーフの整理しやすさを共存させたことで、とにかく使いやすさが大幅にアップしている。
ホルダーには切り離した用紙をストックしておくポケットも付いており、これも「痒いところに手が届く」感のある仕様だ。