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ビジネス #なにわ社長の会社の磨き方

中国人が惚れた「バカ売れコンドーム」の秘密 大阪のジェクスとヨックが挑む「潤い経営」

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  • 竹原 信夫 日本一明るい経済新聞 編集長
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「ソウチャク系男子 バンザイ!」

「うすっぺらい男女関係に、賛成です」

「脱いだら、着けよう」

ノリの良い標語に、社員の気持ちも明るくなります。

うるおいのある戦略で社員も会社もうるおい、過去20年間黒字経営を続けています。

インバウンドの恩恵がモロに出たコンドーム市場

商品に改良を重ね、世界に冠たる我が国コンドーム業界も、ドラッグストアのスペースが毎年5%ずつ減少するなど、一時は深刻な事態になっていました。少子化で若者の数が減少。加えて、性に淡白なセックスレスカップルが増え、コンドーム需要は漸減していたのです。

人気の商品は「グラマラスバタフライ・ホット」

そこへ、性能の良さに目を付けた中国人客の「爆買い」が始まります。春節(旧正月)には販売制限するドラッグストアも出たほどの人気です。上場コンドームメーカーの株価が急上昇したのも話題になりました。

その背景には、中国の一人っ子政策、HIV感染者の拡大などがあるようですが、それにしても、結構お高い製品を大量に買っていくのは驚きです。たとえば、ジェクスの人気商品である「グラマラスバタフライ・ホット」は1ダース1000円ですが、それを何十ダースも買っていくのです。まさか自分で全部使う訳ではありません。本国に帰って日本製品の性能品質を訴え、ECサイトなどで高値で取引しているのです。思わぬ展開ですが、爆買い中国人の懐もうるおわせているわけです。

次に、もう1社、大阪にあるコンドームの会社をご紹介しましょう。

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【ゴム製品会社退職後に還暦過ぎて起業】

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