「一流の情報」だけが集まる人の毎日の習慣 ベストセラー本に飛びつく生活はやめよう
・ロングセラーを選ぶ
ロングセラーになる本は、内容そのものに価値があり長年売れ続けている本といえます。とはいえ、ロングセラーといっても、たくさんあるではないか、という方もいると思います。
ここで、ビジネスパーソンにぜひ読んでいただきたいロングセラーの本を5冊紹介させていただきます。
ビジネスパーソンが読むべき5冊
1.『非営利組織の経営』P・F・ドラッカー著(ダイヤモンド社)
世界最高の経営コンサルタントでマネジメント思想の神様とも言われているドラッカーの隠れた名著です。「隠れた」というのは、対象が非営利組織に絞られているかのような印象を与えるため、読者がドラッカーの他の本に比べて限定されるからです。
しかしこの本は、実は営利活動をする人にも非常に役立ちます。この本では、非営利組織だと利益を基準にした経営ができないので、余計に明確なビジョンを打ち出し、ビジョンでリードすべきであると説かれています。これは、営利組織であっても同じですね。
非営利組織にこそ、マネジメントの本質があるというスタンスで書かれている、経営に対して多大なヒントがあります。
2.『プロフェッショナルの条件』P・F・ドラッカー著(ダイヤモンド社)
次におすすめしたい本もドラッカーのものです。これからの時代はますますプロフェッショナルが台頭する時代になると思いますが、プロとしてどのように業績を上げ、どう成長し、どう自己実現すべきか、この本には非常に深い示唆があります。
3.『人を動かす』D・カーネギー著(創元社)
生きていくうえで身につける必要のある人間関係の原則を、多くの事例を使って教えてくれます。1936年の初版刊行以来、全世界で読み続けられてきた驚異の本です。
人を動かす三原則、人に好かれる六原則、人を説得する十二原則、人を変える九原則など、目次の内容を見るだけでこれは必読書だと思われることでしょう。一番最初が「盗人にも五分の理を認める」「重要感を持たせる」「人の立場に身を置く」など、人にやさしい、本当によくわかった方だと思います。
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