パーティ大国フランスで、宴会芸をやってみた 外国人エリートたちとの社交の秘訣

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パーティでは目標を明確に

まず社交パーティに呼ばれた時は、そこでの目的を明確に持っておこう。

300人くらいが集まる場で、あなたがどれだけ名刺配りマシーンであったところで意味ある会話ができるのは15人がいいところだ。となるとパーティ参加の成果があったかどうかは、その15人を戦略的に選んだかどうかがでほぼ決まる。別に楽しむだけというのも結構で大抵私もそうなることが多いのだが、よりベターなあり方について話していてるのだとご理解願いたい。

もちろん、人によっては参加費以上のフォアグラのソテーとリブアイステーキ、およびウニの寿司と空にしたシャンペーンの数に求める困った人もいるが、ビジネスの場でのパーティの成否は次のビジネスにつながる人とどれだけつながるかにあるわけだ。

そんな時、当然のことながら、事前に自分がこのパーティに参加する目的意識を強く持っていなければならない。するとあなたは高そうなブッフェを3人分食べてすべてのデザートを制覇することへの興味は薄らぎ、むしろ食べる意欲をなくすために事前に吉野家で特盛(マクドナルドでのクォーターパウンドバーガーでも可)を食べた後で食欲を抑え、社交パーティに臨むだろう。

そして将来のキャリアや仕事につなげるために闘志をみなぎらせているあなたは、いつものように20代中盤の若くて綺麗なアソシエイトや秘書のお姉さんに目をくれることもなく、南アフリカから来た投資銀行家や、サウジアラビアで緑化事業を経営している太ったおじさんや、ジョージ・クルーニーみたいな外見でとっつきにくい、スコットランド出身の資源会社大手の重役をめがけて、笑顔と名刺を手に突進するのだ。

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