日産ゴーン社長、三菱自との提携「危機を好機に」 報酬10億円超

3.48%増、2年連続で10億円を突破

 6月22日、日産自動車は同日に開いた株主総会で、カルロス・ゴーン社長兼最高経営責任者(CEO)の2016年3月期の役員報酬が10億7100万円だったことを明らかにした。写真はいわき市で4月撮影(2016年 ロイター/Yuya Shino)

[横浜市 22日 ロイター] - 日産自動車<7201.T>は22日、横浜市で株主総会を開いた。カルロス・ゴーン社長兼最高経営責任者(CEO)の2016年3月期の役員報酬が10億7100万円だったと明らかにした。15年3月期の10億3500万円から3.48%増え、2年連続で10億円を突破した。

株主からは燃費データ不正が発覚した三菱自動車<7211.T>に関連する質問が相次いだ。再三にわたり不祥事を起こす三菱自との資本提携を決めた理由について問われ、ゴーン社長は「三菱自と長期にわたって協業関係にあり、パートナーの問題をサポートしたいということで議論が始まった」と説明。多額の投資がかかる将来の環境技術などでの連携が必要とも感じていたとし、「危機を好機と捉える」と語った。

また、三菱自から供給を受けていた燃費不正の対象車である軽自動車「デイズ」と「デイズルークス」の顧客には、日産も三菱自と同様に1台当たり10万円の補償金を支払うが、これに加えて「ディーラーでの点検など別途サービスを受けられるよう考えている」(星野朝子専務)とした。

*内容を追加しました。

(白木真紀)

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