FXで普通の会社に勤めながら1億円稼ぐ法

サラリーマンでも頑張ればお金持ちになれる

しかし、「取引のはじめは、いつもトントン拍子で利益が増えるのに、大暴落をきっかけにほとんどの利益を失ってしまった。最初は『運が悪かった』と思っていました。本当はロスカットできなかったことが原因だったんですけどね」と、当時を振り返る。

2006年1月に起きたライブドアショックで、せっかく数年間かけて増やした利益の大半を吐き出して損切りした後、「裁量取引(自分の考えで判断し、取引すること)は向かないかもしれない」と、手元に残っていた約200万円で「株ロボ」を購入した。これは、株の取引システムをオーダーメイドで作ってくれるというもので、「藁にもすがりたい」という、彼の心境がうかがえるエピソードだ。

株ロボットでも失敗、レバレッジをかけられるFXに

残念ながら、200万円の「株ロボ」は短命に終わってしまった。意外にも、月に50万円もの利益を稼ぐ優秀なシステムだったのである。だが、突発的なショックに対応できず、サブプライム・ショックでまた多額の損切り。その後、別なシステムで先物取引にも挑戦したが、今度は2008年のリーマン・ショックだ。結局、ポジションを人力で決済し、システムは放り投げた。

「株もダメ、先物もダメ。もうレバレッジがかけられるFXしかない。ポジションを持っていると、夜も眠れないほどメンタルが異常な状態だった。だから、血眼で勉強した。投資に関する勉強を本気でしたのは、この時が初めて。様々なテクニカルチャートはもちろん、成功しているトレーダーの手法は何でも試してみた」。

併せて、自分のトレードの勝因や敗因を検証したことで、自分には「どんなトレードが向いているのか、どの時間軸があっているのか。シンプルな方法がいいのか、複雑な手法が好きなのかがわかってきた。自分自身が見えてくると、勝ちパターンがわかり、勝ちぐせをつけることができる。利益が出始めてからの成長は早かった」そうだ。

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