留学先で「性被害」?危機を招いた意外な原因 窃盗、脅迫、高額請求…本当にあった怖い話

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■ケース4:アメリカ・ニューヨークにて Oさん(新入社員・男性)

名古屋の大学を卒業して念願のセキュリティ会社に就職したOさんは、1週間のニューヨーク研修旅行に参加することになりました。以前に東南アジアに旅行したことはあったのですが、初めてのアメリカでは見るものすべてが新鮮で、充実した日々を送っていました。

研修も終盤に差し掛かったある日、ブロードウェイでミュージカルを鑑賞し、複数の同僚たちとバーでお酒を飲んだ後、同僚もう1人と先にホテルに帰ることになります。夜の街をしばらく歩いていると、前方からパーカーのフードを深くかぶった若い男性2人組がやってきます。

「財布を出せ」。ナイフで脅されてしまいました。実はOさん、学生時代から格闘技をやっていて、腕にはかなり自信があったのですが、その場は黙って差し出しました。続けて「パスポートも出せ」と脅され、大切なパスポートも取られてしまいました。

すぐさまバーに戻って、残って飲んでいた同僚に報告、お酒の勢いもあって、同じく格闘技の経験者であった4人で取り戻しに行こうということになり、探し回っていると、ほどなく先ほどの2人を発見しました。

「財布を返せ!」「パスポートを返せ!」。逃げる2人組を追いかけてしばらく走っていると、袋小路に入ったところで急に2人組がこちらを向いたかと思うと、手には黒い銃らしきものが。結局4人とも財布を盗られてしまい、地元の警察や会社の上司から散々怒られてしまいました。

言うまでもなく、アメリカは銃社会です。被害が財布だけで済んだのは、むしろラッキーと言えるでしょう。海外で強盗にあったら、いかに武道に秀でていても、こちらの人数が多くても、絶対に抵抗してはいけません。

ケース1と同様に、見通しが悪かったり、大通りから離れている道路を歩かないこと。万が一強盗やスリにあった時のために、大金はホテルのセキュリティボックスに預けるなどなるべく持ち歩かないこと。加えて、盗られてもいい用の財布を準備しておいて、小額のおカネを入れて持ち歩くなど、二重三重の対策を講じておきましょう。

スノボ事故、後日請求を見て驚愕!

■ケース5:アメリカ・ネバダ州にて Nさん(看護師・女性)

都内の病院で働くNさんは、勤め先をいったん退職し、長期の語学研修に参加することになっていました。留学先を選ぶにあたっては、自然が豊かで大好きなウインタースポーツを楽しめるネバダ州を選びました。

留学も2カ月ほど過ぎ、タホ湖中西部の山岳リゾートで週末を過ごしていた時のことです。大好きなスノボを大自然で楽しめる爽快感から、より景色のいい上級者用のコースで滑っていたところ、コースから外れてしまい、激しく転倒。そのまま意識を失ってしまいました。

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