配当決定権を持つのは取締役会か株主総会か 蝶理の配当性向20%は低すぎると思う

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投資家の質問と、それに対する会社側の返答のやりとりが勉強になることも(撮影:大澤誠)
【6月6日(月)】先週末のNYダウは31ドル安の1万7807ドル。しかし、日経平均株価は320円安の大幅安で始まるが、大引けにかけて下げ渋り、62円安の1万6580円。逆行高で年初来高値更新したマルハニチロ(1333)は、一時79円高の2859円の高値を付けたが、終値は56円高の2836円。4月8日に2300円で保有株全部(600株)を売って利益確定(約39万円)しているが、ここまで上がるとは。日水(1332)と比較すれば2300円はまだまだ割安と思っていたがなかなか上がらなかったので、売ってしまった。相場も梅雨入りかな。 

【6月7日(火)】午前3時、日経225先物は80円高の1万6640円、NYダウは113ドル高の1万7920ドル。イエレン議長は、利上げは「早期」から「より緩やかに」に微修正で7月利上げ説も後退。日経平均は95円高の1万6675円と反発。

原油は年初来高値更新だが日本株は続落

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【6月8日(水)】午前3時、日経225先物は20円高の1万6720円。NYダウは17ドル高の1万7938ドルと小反発。保有株のリソー教育(4714)が、27円高(値上がり率11位)の412円と大幅高。特に材料は見当たらないが、直近で下げていたからか? 日経平均は155円高の1万6830円と続伸。

【6月9日(木)】午前3時、日経225先物は120円安の1万6730円と下げたが、NYダウは66ドル高の1万8005ドルと3日続伸で、1カ月半ぶりの1万8000ドル台回復。原油高とドル安を好感した。NY原油は0.87ドル高の51.23ドルと続伸で年初来高値更新! 東芝(6502)は、子会社がインドで原発6基建設(2030年まで)と報道。終値は13.8円高(4.95%)の292.2円。日本取引所グループ(8697)が45円安の1283円と年初来安値更新で下げ止まらない。外資系機関投資家が日本株売りをしている象徴のようなチャートを表していると思う。日経平均は162円安の1万6668円。

【6月10日(金)】メジャーSQ(特別清算指数)の日、日経平均は67円安の1万6601円と続落。長期金利がマイナス0.155%を付けた。そんな中でもマルハニチロは、16円高の2965円の年初来高値を更新したが、終値では55円安の2894円。4月8日に2300円で売ったあと、どんどん上がってしまい、今度は信用売りのタイミングを計っていたが、信用の取り組み状況が株不足で信用買いよりカラ売りが多く、踏み上げされそうでなかなかできない。日経平均は67円安の1万6601円と続落。

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