外国人が押し寄せる「円頓寺商店街」の吸引力

名古屋屈指の老舗喫茶がゲストハウスに

外国語表記を積極的にしている円頓寺商店街の老舗店

――他の旅行会社とどこが違うのですか?

田尾:旅行業界で感じてきた疑問を解消して、イノベーションを起こしたいと思っています。

実は、旅行業者が一番時間を割いているのは価格交渉です。また、旅行者自身もWebサイトなどで価格を比較検討するけれど、パッケージ化されているためコストが不透明でどうもわかりにくい。旅行代金の価格透明性を高めることで、旅行業者は「お客様に喜んでほしい」「訪日客には日本を好きになってほしい」という、本来のやりたいことに力を割けるようになります。

旅行者は最低価格が保障されているので、プラスαでおもてなし力の高いサービスを求めるようになる。もてなす側も、もてなされる側もうれしい仕組みを構築したいと思っています。

旅する人も迎える人もハッピーな観光を

――ゴールデンルートと昇龍道。インバウンドの2大ルート上にある名古屋ですが、訪日客が通過してしまうのが課題と聞いてます。そんな名古屋の訪日インバウンドを盛り上げるための作戦は?

田尾:東京や京都のような有名観光地では味わえない、日本の普通の暮らしや生活文化を便利に体感できるのが名古屋の売りだと思います。私が旅人だったら、その土地の普通の暮らしを見たいと思うんです。

名古屋は旅人が最低限必要とする都市機能がありながら、日本の普通の生活を感じることができる街です。だから、そんな方々がもっと日本の歴史や文化を深く理解するためのツアーやアクティビティをたくさん揃えて、アピールしていきたいと考えています。

また、名古屋のオンリーワンとしては「サムライ」を推していて、名古屋城をもっと楽しめるスポットとして盛り上げていきたいと思っています。「西アサヒ」でも名古屋おもてなし武将隊の家康様とコラボレーションして、名古屋めしの手羽先を開発しています。

最近では、カブキエンターテイメント”ナゴヤカブキ”が楽しめる「ナゴヤ座」も商店街にオープンしました。

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